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デジタル創造山岸堂のBLOG。

小池さんに躊躇なく変えられる前にLEGOっぽく創る、というお話。

先日、インスタグラムで出しましたが、
ダサいで評判の
「東京都の観光ボランティア 夏バージョン(?)のLEGOっぽい3DCG。

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去年?
観光ボランティアのユニフォームのTVニュースを初めて見た時、
さすがにオシャレにまっく興味ない私でも「どうなの?コレ。まだバブル時代ならアリかな。」って思いました。

先日、小池都知事さんも「躊躇なく変える」と発言してました。
観光ボランティアと東京五輪を同じものと考えていいのか分かりませんが、
このユニフォームもいわゆる「レガシー」になるような気がしたので、
いつもの「LEGOっぽいもの」風に創ってみました。

LEGO風になるとそんなに違和感が無かったり。


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ちなみにこのユニフォームをデザインしたデザイナーが気になったので検索してみましたら、
こんな記事がありました。

http://www.fashionsnap.com/news/2015-06-04/tamaki-tokyo-uniform/

「私なりにベスト」と、
「東京都の役人からあり得ないような注文をいくつも押し付けられ続けた成れの果てなのではないか」という声が上がっている」
という点が特に私にはひっかかりました。


この記事。
私が実際に裏をとった情報ではありませんが90%信じたとしまして、
デザインをまるで無視したような「あり得ないような注文」ってのは少なからずあると思う。

自分が創ったものに対し、お客様が「この情報を入れてくれ。こんな演出にしてくれ。」と言われれば、
心の中で「全体的に見てそれは無意味。」と思っても、ひとまずご納得いただく形に仕上げなければいけない。
よりによって役所相手となるとデザインがニの次の注文が来ても当然の事。

でもその役人さんにとっては「それが仕事」なんですよね。
その人が仕事を全うできないようにコチラが作るワケにもいかないので、
「なんだ?それは。」と思うような注文も、いったんツバを飲み込んで仕上げる。

そして仕上がったものは、「私のベスト」ではないけど、「私なりのベスト」という言葉になる。


なんだかそんなシーンが脳の中で映像化できてしまったもので、
それ以降、このユニフォームについてあーだこーだと批判的な事を思わなくなってしまった。

  1. 2016/12/01(木) 12:30:22|
  2. AR・VR・3DCG・VFX・その他創造系ソフト
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