先日からの流れ。
ただのおっさん(私)が、美少女キャラを歌わせて踊るのを見て楽しんでる。だけの淋しいおじさんに思いだしている方もそろそろみえるかと思いますが、
これはあくまでも最新テクノロジーの「VR」の研究の一環でございます。
なので、今日は少しVRっぽい話にしてみましょう。
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今日のテーマ。
MMDから4Kで360°出力して動画にする。現状のVRゴーグルって、解像度がまだまだ低い世界らしいので、
解像度が低い動画をVRゴーグル通して見ると、さらに解像度が低い状態のものが見えてしまうんですね。
なので、極力高解像度のパノラマ映像を作っておいた方がベター。
私のPC環境およびビデオ仕事。
普通のフルハイビジョン(2K 1920×1080)が限度なんですけど、
無理やり4K(実際は3840px × 1920px)で作ってみました。
マルチモニターで2Kディスプレイを2つつなげて使ってますが、
横がめいいっぱいで、縦はまったく入りきりません。

しかしここは、豊富な経験と鋭い勘、超ハイエンドは技術力と頭脳の山岸堂。
なんとか結果にむすびつける。
ツーわけで4Kの360°動画 完成↓。PCなら、マウスでグリグリ360°見れます。
スマホ・タブレットのブラウザだと、アジの開き状態の動画でしか見れませんが、こちら↓
https://www.youtube.com/embed/ap3K9gscO3Eで、YOUTUBEアプリから見ていただければスワイプで360°見れます。
また、最近知ったのですが、
スワイプしなくてもスマホを360°方角を変えれば、その方角の映像が映るとか。
そして、VRゴーグルでも同じ作用になってることを少し証明する動画↓。ミラーリングでディスプレイにゴーグルの中に映っている映像を出しています。
ゴーグルの向きに合わせて映像が変化しているの、分かりますか?
それでVRゴーグルかぶって見れば、
3人(内1機)が私の周りで踊っている感覚に陥れるワケでやんす。
だいぶVRっぽくなってきたでしょ?
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以下、作業の備忘録。
MMDから簡単にパノラマ動画を作る方法 こちらを参照。
http://blkcatman.net/?p=288360度のツール以外に
MME(3DCGツール「MikuMikuEffect」)も入れなくてはいけない。

mainタブとはこれのこと↓。(これをみつけるのに1時間。)

これでAVIに書き出そうとするが、5600フレームを一気に書き出すと、
ちょうど33GB到達時点(4000なんぼフレーム時点))でなんやら「応答なし」になってしまうので
前半3000フレームと後半2600フレームに2回に分けて書き出す。
EDIUSで前半と後半をくっつける。
・コーデック:canopus HQX
・wav音は前半にし入らなかったので、一旦前半のクリップから音を削除し、オーディオタイムラインでWAVを再割り当て。
・29.97fpにしなければいけないので、クリップの再生速度を99.9%。

これで合体AVIをつくる。
さらに
TMPGencで、h264 3840×1920 50mbビットレートでmp4に書き出し。

Spatial Media Metadata Injectorでメタタグに360度の登録。

上記で出来上がったmp4をYOUTUBEにアップ。
- 2017/04/16(日) 00:42:00|
- AR・VR・3DCG・VFX・その他創造系ソフト
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